コラム
子ども用のマウスピース型矯正装置 メリットとデメリットを比較
こんにちは。
品川区、都営浅草線「戸越駅」から徒歩5分の歯医者「なごみ小児歯科クリニック」です。
当院では3種類のマウスピース型矯正装置をご用意し、お子さまに合わせた方法で歯並びやかみ合わせの治療を行っています。
マウスピース型矯正装置には、お子さまの負担を軽減する多くのメリットがありますが、デメリットがないわけではありません。
そこで今回は、マウスピース型矯正装置に共通するメリットとデメリットを解説します。
子ども用のマウスピース型矯正装置のメリット
【抜歯を回避できる】
顎の成長を促して歯の並ぶスペースを作るため、ほとんどのケースで歯を抜かずに済みます。
【見た目が変わらない】
就寝中と家にいる時間だけ装着すればいい装置、または透明で目立たない装置になるため、見た目を気にする思春期のお子さまにも負担がありません。
【食事や歯磨きも今まで通り】
食事や歯磨きの時には、自分で取り外すことができます。
そのため食事制限はなく、装置に食べ物が挟まったり、歯が磨きにくくなったりすることもありません。
【痛みが少なくケガをしにくい】
装着時に多少の違和感はありますが、ワイヤーで歯を締め付けるような痛みや、お口の粘膜を傷つける心配はありません。
【費用が安い】
ワイヤー型矯正装置に比べると費用を抑えられます。
また、大きくなってから第二期治療を受ける場合も、すでに顎が整っているため費用軽減が期待できます。
子ども用のマウスピース型矯正装置のデメリット
【ご家庭での管理が求められる】
もっとも注意が必要なデメリットが装着時間を守らないと効果が得られないことです。
毎日の装着時間を守り、装置を紛失しないなどのご家庭での管理が必要になります。
【歯1本1本を細かく動かすことはできない】
主に顎を整えることを目的にしているため、ピシッとそろった完璧に近い歯並びにする機能はありません。
【治療のタイミングが限られる】
それぞれの装置に、適切な治療開始年齢があります。
永久歯が生え揃ってしまうと本来の効果が発揮できませんので、なるべく就学前のご相談をおすすめします。
まとめ
負担の少ないマウスピース型矯正装置で、顎の成長を利用しながら歯並びを整えらえるのは小児期だけのメリットです。
当院のカウンセリングでは、メリットとあわせてデメリットもしっかりご説明し、ご納得いただいてから治療を開始いたします。
お子さまの矯正治療を検討している方は、大崎駅より徒歩14分、戸越銀座通りの「なごみ小児歯科クリニック」へお気軽にご相談ください。
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