コラム
予防の基本は「就寝前」の歯磨き!フロスや歯間ブラシをプラス
こんにちは。
戸越銀座通りにある「なごみ小児歯科クリニック」です。
みなさんは、歯磨きをいつしていますか?
朝だけの方や、食事の後は毎回している方などさまざまかと思います。
実は、就寝前の歯磨きが特に大切なのです。
その理由と、歯垢や汚れを落とすアイテムをご紹介します。
それは、就寝中はお口の中の菌が活発になりやすいからです。
就寝中は、リラックスした状態になるため、副交感神経が優位になります。
そして、副交感神経が優位なときは、唾液の分泌が低下します。
唾液には、自浄や抗菌作用がありますが、就寝中は、その働きが圧倒的に低下するのです。
唾液の作用がないことで、汚れが洗い流されず、菌が活発になり、悪影響を及ぼします。
もちろん、食後に歯磨きをするのは大切ですが、就寝前は特に念入りに磨きましょう!
就寝前に磨いていても、むし歯や歯周病になる方はいます。
どのようにセルフケアしているかが重要です。
まず、歯磨きにかける時間は10分くらいが目安です。
また、歯磨きは、歯ブラシだけで行っているという方も多いはずです。
しかし、歯ブラシだけでは、約6割程度しか汚れや歯垢を落としきれません。
驚きですよね。
そこで使用してほしいのが、歯間清掃アイテムです!
歯間清掃アイテムをプラスすると、なんと約8割の汚れや歯垢を落とすことができます。
歯ブラシだけでは、歯と歯の間にある汚れや歯垢が取り切れません。
そこでおすすめなのが、
・歯間ブラシ
針金にナイロンやゴム製の小さなブラシがついたものです。
歯と歯の間の歯垢を落とすことができます。
・デンタルフロス
ロールタイプや柄付きタイプがあります。
糸を歯と歯の間に通すことで、歯垢を落とすことができます。
就寝前だけでもワンプラスするのがおすすめです。
なごみ小児歯科クリニックでは、お一人おひとりのお口の状態に合わせた歯磨きのご指導や、清掃用具の選び方のアドバイスをしています。
お気軽にご相談ください。
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