コラム
ヨーグルト習慣で口内フローラを改善して「むし歯予防」
こんにちは。
戸越銀座通りにある「なごみ小児歯科クリニック 」です。
健康のために「腸内フローラを整えたい!」と思っている人は多いのではないでしょうか?。
腸の中には細菌がバランスを取りながら生存しており、お花畑に見えることから「フローラ」と呼ばれています。
お口の中も同じで、「口内フローラ」があります。
実は、むし歯や歯周病の予防のためには、口の中の菌をコントロールすることが大切なのです。
ヨーグルトを食べる習慣があると、口内フローラが整うといわれています。
他にも、「口内フローラ」をコントロールする方法をご紹介しますので、参考にしてください。
お口の健康を維持するためには、口内細菌のコントロールが重要です。
大人になってから行なっても遅くはありませんが、子どものときから菌をコントロールすることで、むし歯や歯周病の予防が大いに期待できます。
菌のコントロールは、完全に口の中を殺菌する訳ではありません。例えば乳酸菌のような、身体に良い働きをする菌のバランスを良くすることがポイントです。
まずは、お口の中にどんな菌がいるのかを歯医者で調べてみましょう。
なごみ小児歯科クリニックでは、唾液検査機器を導入しています。
お子様お一人おひとりが持っている、菌の種類を調べることができます。
むし歯菌が多い、歯周病菌がいる、などがわかります。
しかし、赤ちゃんは、生まれた時には菌をもっていません。
お子様の口の中に菌がいるということは、保護者から感染した可能性があるのです。
むし歯や歯周病の菌は、「食事」や「スキンシップ」により唾液を介して移ります。
お子様への感染を防ぐためにも、大人も唾液検査ができますので、ご相談ください。
さて、口内の菌の状態がわかったら、どのようにコントロールするのでしょうか。
答えは、セルフケアと歯医者でのクリーニングです。
お子様は特に、歯磨きが上手にできているとはいえませんよね。
そこで、歯磨きのブラッシング指導はもちろんのこと、食生活の見直し、定期的なクリーニングが大切になります。
「食生活も関係するの?」と意外に思われるかもしれませんが、食べ物によって口内環境は変化します。
例えば、いちごやコーラを普段から食べていると、口の中が酸性に傾きます。
酸性の状態は歯が溶けやすいため、むし歯のリスクが上がるのです。
他にも、時間を決めずにおやつを「ダラダラ食べる」クセにも注意が必要です。
このような、生活習慣や食生活をおうかがいした上で、なごみ小児歯科クリニックでは、適切で大きな効果が期待できるケア方法をアドバイスしています。
ぜひ、お気軽にご相談ください。
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