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歯が生えてきた生後6〜9ヵ月赤ちゃんのママが気をつけるポイント

2019年9月17日

 

赤ちゃんの成長は早い。
この前生まれたと思っていたら、もう歯が生えてきたと驚いているご家庭も多いかもしれません。
しかし実際に歯が生えてきて歯磨きはしっかりできますか?
また自分の思っていたのと違う生え方をしてきたなど、困っている方も多いでしょう。
赤ちゃんの歯が生えるのは生後6〜9ヵ月ごろです。
歯が生えてくるその前に知っておきたいポイントをまとめてみましょう。

 

 

歯が生えて、食べ物から栄養をとる準備

 

 

歯が生え始める生後6〜9ヵ月ごろは、成長がいちじるしくて身体も大きくなり、運動機能も発達してくる時期といえます。
母乳からだけでは栄養が足りなくなってくるため、離乳食に切り替えなければなりません。
食べ物からしっかり栄養を摂取できるように、歯を健康に保って無理なく噛めるように口内環境を整えるお手伝いをする必要が親御さんにはあります。

 

下前歯から順番に20本の歯が生えてくる

 

 

一般的に歯は下の順番で生えてきます。合計で20本の順番をまとめてみました。

 

—————
①下の前歯2本(乳中切歯)

②上の前歯2本(乳中切歯)

③前歯の脇の2本、上下合わせて4本(乳側切歯)

④最初の奥歯が上下左右合わせて4本(第1乳臼歯)

⑤前歯と奥歯の間の歯が上下左右合わせて4本(乳犬歯)

⑥奥歯が上下左右にもう1本ずつ、合わせて4本(第2乳臼歯)
—————

 

生後6〜9ヵ月ごろから生えはじめて、3歳ごろまでには(6)まで生え揃うのが一般的です。
もちろん個人差があるため、1年程度遅れる子もいます。
1歳をすぎても1本も生えてこない場合は小児歯科医に相談した方がいいですが、あまり気にしすぎないで見守りましょう。

 

よだれや夜泣きが増えるのは歯が生える前兆

 

 

歯が生えてくる時期には赤ちゃんにも変化が見られます。
「歯ぐずり」と呼ばれますが、歯茎がむずがゆくなってしまい、泣いたり機嫌が悪くなったりします。
夜泣きが増える子もいます。
赤ちゃんにしゃぶらせて歯茎が固まるのをうながす「歯がため」を用意しておくと良いでしょう。
気分がまぎれて泣き止むのも期待できます。

 

また、よだれが増えるのも前兆のひとつです。
離乳食にうつる準備段階に入った特徴ですが、口をとじて唾液を飲みこむまでは赤ちゃんはできません。
よだれかけをつけて服が汚れるのを防ぎましょう。
あとは歯が生える刺激で微熱がでてしまう子もいるため、注意しておいてください。

 

先天性歯や癒合歯など、歯が生える時期のトラブル

 

 

歯が生えてくるときに親御さんが知っておきたいトラブルはどのようなものがあるのでしょうか。
シーン別でまとめてみましょう。

 

■生まれつき歯が生えている

「先天歯(せんてんし)」や「先天性歯(せんてんせいし)」・「魔歯(まし)」と呼ばれますが、厳密には歯ではありません。
自然に抜けて落ちる場合もあります。
ただ授乳時に乳首を噛んで乳腺炎をおこす危険があるため、抜くなり削って丸くするなり対処が必要です。
また舌の裏側に生えているときは注意してください。
先天性歯が舌を傷つけて「リガフェーデ病」になる危険性があります。
なるべく早く小児歯科医に相談するのが望ましいです。

 

■20本生えそろわない

「先天欠如(せんてんけつじょ)」と呼ばれ、50〜100人に一人の割合で起こります。
3歳ごろまでに生えそろわないときは該当する可能性があります。
永久歯が足りなくなるわけではないため、永久歯に生え変わる6歳ごろまで様子を見ましょう。
6歳を過ぎても20本に満たない場合は、永久歯や歯並び・噛み合わせへの影響を小児歯科医に確認してください。

 

■2本の歯がくっついている

「癒合歯(ゆごうし)」と呼ばれる状態です。
永久歯に生えかわるときに歯根が正しく吸収されずに乳歯がぬけない場合もあります。
乳歯の段階では気にしなくてもかまいませんが、生えかわるタイミングで小児歯科医に相談しましょう。

 

■生える順番が違う

多少であれば問題ありません。
あまりにも不規則に生えてくる場合は、将来の歯並びに悪影響が及ぶ危険があるため小児科医に相談しましょう。

 

■茶色や黄色の歯が生えてきた

歯の表面を保護するエナメル質がうまく形成させていないまま生えてしまう現象です。
生えたての歯は柔らかくて弱いため、虫歯になりやすいです。
すぐに小児歯科にかかりましょう。

 

■白いつぶつぶがある

新生児から生後数ヶ月までの赤ちゃんの歯茎にできる白色や気白色のつぶつぶは「上皮真珠(じょうひしんじゅ)」です。
できものの一種でほとんどの場合、自然消滅します。
痛みもありませんので、放置してかまいません。

 

お子さんのだけでなく、親御さん自身の口腔ケアも

 

 

歯が生える前はガーゼや滅菌シートで汚れを拭きとる程度で大丈夫でしたが、生えてきたら歯磨きをしなければなりません。
感触に慣れさせながら赤ちゃん用の歯ブラシを使って磨いてみましょう。
子ども用に切り替えるのは乳歯が生えそろった3歳ごろからです。
自分で磨く練習もさせつつ、仕上げ磨きは親御さんがするようにしてください。
汚れのたまりやすい歯間はデンタルフロスを使うと良いでしょう。

 

また親御さん自身も口腔ケアをしっかり行ってください。
虫歯や歯周病を患っている親御さんは、自分が使ったコップやスプーンをそのままお子さんに使ってはいけません。
唾液をつたって虫歯菌がお子さんにうつってしまいます。
ほかにも、オモチャなどの赤ちゃんが口に入れてしまいそうなものは清潔に保つのを心がけてください。

 

今回の記事で登場した「過剰歯」や「先天歯(先天性歯)」については別記事でも紹介しております。
そちらも合わせてご一読ください。

 

■この2つをまず警戒!見えない場所にある「過剰歯」からお子さんの口を守るヒント
https://www.nagomi-kids-dental.com/blog/2019/12/17/2-hints-finding-excess-teeth/
■鬼歯・魔歯!リガフェーデ病にもつながる「先天歯」の対策
https://www.nagomi-kids-dental.com/blog/2020/02/18/about-congenital-teeth/