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これは要注意!歯並び・噛み合わせが悪くなる習慣
2019年10月28日
歯並びや噛み合わせはなぜ悪くなるかご存知ですか?
顎骨の大きさなど両親からの遺伝もありますが、
実は普段なにげなくしてる習慣やくせが悪い歯並びや噛み合わせの原因になっている場合もあるのです。
悪い習慣やくせをそのままにしておくと、歯並びが悪くなってしまう危険性が高まります。
今回は歯並びや噛み合わせに悪影響になる習慣やくせについてまとめました。
「出っ歯」になりやすい習慣やくせ

「出っ歯」とは、上顎または上の前歯が前方に出ている歯並びをさします。
日常的に指やべろなどの圧が上の前歯にかかり続けているのが原因です。
▼原因
・指しゃぶり
・べろを前に突き出す
・つめ・唇をかむ
・タオル等をしゃぶる
「受け口」になりやすい習慣やくせ

下顎または下の前歯が前方に出ている歯並びを「受け口」と呼びます。
日常的にべろなどの圧が下の前歯にかかり続けていたり、下顎をズラしていると前方に出てしまう危険性があります。
▼原因
・下顎を前方に出す
・べろで下の前歯を押す
・つめ・唇をかむ
・頬杖
「すきっ歯」になりやすい習慣やくせ

「すきっ歯」とは、歯と歯の間に隙間がある状態です。
日常的に指やべろなどで歯に圧がかかっているのが原因で、歯列が広がり隙間が空いてきてしまう場合があるのです。
▼原因
・指しゃぶり
・べろを歯に押し当てる
「開咬」になりやすい習慣やくせ

奥歯は噛み合うが前歯は噛み合わない状態の人もいるでしょう。
「開咬」と呼ばれる歯並びで、指やべろによる圧のほか、長期的なおしゃぶりの使用などが原因といわれています。
▼原因
・指しゃぶり
・べろを前に突き出す
・長期のおしゃぶり使用
「顎の歪み・劣成長」になりやすい習慣やくせ
顎骨が歪むと、歯にも悪影響が及ぶ危険性があります。
顔の左右非対称や歯並び・噛み合わせの悪化に繋がるリスクが指摘されています。
▼原因
・頬杖
・片側ばかりでかむ
・うつぶせ寝・横向き寝
・柔らかいものばかり食べる
歯並び・噛み合わせが気になってきたら
歯並び・噛み合わせが乱れる原因をまとめてきましたが、
悪くなる原因がないかお子さんをしっかり観察してみてください。
上記の習慣やくせがあれば周囲の大人が注意し改善していくようにしましょう。
もしわからないようでしたら当院へ受診してください。
悪い習慣やくせの確認のほか、どのように対応していくとよいかもご説明させて頂きます。
また他の記事でも、お子さんの歯並びや噛み合わせに関する情報をまとめております。
下のURLから、ぜひそちらもチェックしてみてください。
■「義歯・入れ歯」って、子どもにも必要なときがあるんです。
https://www.nagomi-kids-dental.com/blog/2020/01/21/about-denture-for-children/
■紹介します。「マウスピース型矯正」のメリット5つとデメリット3つ
https://www.nagomi-kids-dental.com/blog/2019/11/19/5merits-and-3demerits-of-mouthpiece-correction/